斎藤会計事務所ブログ

平成31年度税制改正大綱~資産課税編~

個人事業者版の事業承継税制創設

 平成30年度税制改正では、非上場会社の事業承継税制の大胆な見直しが行われましたが、これに続き31年度改正では、個人事業者の事業承継税制が創設されました。

 総務省の調査では、平成37年には個人事業者の73%(150万人)が70歳以上となると報告され、世代交代を後押しする施策が求められています。そのため、10年間の時限措置として、承継資産(土地・建物・機械等)に係る贈与税・相続税の100%が納税猶予される制度が整備されます。

 なお、この制度は小規模宅地等(特定事業用宅地等)との選択適用になります。

 

 

特定事業用宅地等(小規模宅地)の見直し

 小規模宅地等の減額制度の濫用を防止する観点から、特定事業用宅地等から相続開始前3年以内に事業の用に供された宅地等が除かれることとなります。ただし、その宅地の上で事業供用される償却資産の価額が土地の価額の15%以上であれば、適用対象とされます(H31.4以後の相続より適用)。

 

民法の成人年齢引下げに伴う改正

 平成34年4月以後の相続・贈与より、次の年齢が20歳から18歳に引き下げられます。

 

 

一括贈与非課税に受贈者の所得要件が追加

 「教育資金」、「結婚・子育て資金」の一括贈与非課税については、受贈者の所得要件が設けられることとなりました。平成31年4月以後の贈与からは、受贈者の贈与前年の合計所得金額が1,000万円を超える場合には適用できません。また、23歳以上の趣味の習い事代は「教育資金」の範囲外とされました(H31.7以後の贈与より)。

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