

- 源泉徴収税額、特別徴収税額(10月分)の納付期限……10日まで
- 延納の届出をしている労働保険料第3期分の納付期限……12月1日まで
- 社会保険料、児童手当拠出金(10月分)の納付期限……12月1日まで
- 9月決算法人の確定申告と納税……11月中の決算応当日まで
- 2009年3月決算法人の中間(予定)申告と納税……11月中の決算応当日まで
- 12月決算法人の消費税・地方消費税の中間申告(第3四半期分)……11月中の決算応当日まで
- 2009年3月決算法人の消費税・地方消費税の中間申告(半期分、第2四半期分)……11月中の決算応当日まで
- 2009年6月決算法人の消費税・地方消費税の中間申告(第1四半期分)……11月中の決算応当日まで
● 年末調整の準備
年末に向けて、毎月の定例事務のほかに冬季賞与の査定・計算・支給事務、年末調整事務などがあり、多忙を極めます。
特に年末調整事務については、11月中から準備を進める必要があります。税務署や市町村などで年調事務の説明会が開かれますから、できる限り出席して事務の要点をチェックしましょう。
併せて、各種控除申告書などの関係書類を早めに入手し、従業員に配付します。その際、年末調整に関する注意事項や、控除を受けるために必要な控除証明書などが一覧できる文書を作成し、一緒に配付するようにします。
● 年末から年度末にかけての資金計画の見直しと手当て
年末から年度末にかけての資金計画を改めて見直します。
借入が必要な場合には、早めに金融機関への必要書類の準備を進めましょう。年末に増えがちな商談や会合、打合せの費用など、細かい支出もしっかり管理したいところです。
● 3月決算法人の中間申告・納税
3月決算の企業は、11月が中間申告・納税の時期です。中間申告には、前年度の法人税額の2分の1を納付する予定納税と、仮決算による納付があります。自社の業績や事務負担を勘案して、有利なほうを選択しましょう。
● 歳末セールの税務対策
歳末セールを実施すると、値引販売や販促費の支出、催事企画の費用、パート・アルバイトの人件費など、様々な売上形態や費用が出てきます。これらの費用は、営業の現場で突発的に発生するものも多く、税務上、不適切な処理をしてしまう可能性があります。
節税は事前に手を打ってこそ効果があります。歳末セールによる費用支出・売上計上の方法を十分にチェックしておきましょう。
● 得意先管理と売掛金の回収
冬季賞与、冬季商戦用の仕入、3月決算法人の中間納税などの必要資金を確保するためにも、得意先管理と売掛金の回収を徹底する必要があります。
経理からも、営業に対して滞留売掛金の状況や支払いの悪い得意先を示す資料を提出するなど、積極的に取り組みたいものです。
● 多忙時のミス撲滅
年末に向けての繁忙期には、思いがけない処理のミスやモレが生じがちです。とり返しのつかないミスを犯さないためにも、入念な事前準備と確認・フォローの徹底など、ミスが起きにくい体制を整えましょう。
● 被災従業員へのアドバイス
従業員のなかには、台風や集中豪雨による被害を受けた人がいるかもしれません。災害で住宅や家財などに損害を受けたときは、所得税法による雑損控除か、災害減免法による所得税の軽減免除のいずれかを選択適用できます。
- 【雑損控除の概要】
- 災害、盗難、横領による損失が雑損控除の対象で、
(1)「差引損失額−所得金額の10分の1」
(2)「差引損失額のうち災害関連支出の金額−5万円」
のいずれか多い額が控除額です。
- 【災害減免法の概要】
- 災害による損失に限られ、その年の所得金額に応じて、所得税額の4分の1から全額が軽減または免除されます。
出典・文責 ≫ 日本実業出版社・エヌ・ジェイ出版販売